「人生は80年分の宝くじ」と考えてみたらいいと思う
最近は書きたいこともなかったから
ブログを書く気が起きなかった。
名のある作詞家ほど
時間経過とともによくスランプに陥るそうだ。
世の中に言いたいこと
怒り、葛藤、問題提起
すべて出してしまうから。
だから
言いたいことがなくなった作詞家は
ある日を境に歌詞が書けなくなる。
そんな話だそうだ。
ぼくは作詞家でも
名をあげているわけでもないが
一丁前にその気持ちが
ここ最近すこし分かったような気がしていた。
そんななか。
先日、
ある1通のメールが
ピコン。と届いた。
内容をここで詳しく書くと
あまりよくないので
メールの内容をざっくりと。
↓
〜〜〜〜〜
夜眠れないです。
夜眠れないから
日中に起きてられるように
薬を飲みます。
薬を飲むとよけいに夜眠れなくなり
ご飯も食べる気も起きない。
なにも楽しくないし
なにをしてもしなくても
勝手に涙が溢れてくる。
死ぬ勇気もないから
どうあっても生きていかないといけないけど
幸せに生きるのって無理なんじゃないのか
と思っています。
〜〜〜〜〜
これを読んで
まず最初に思い出したのは
バイト時代の過去の自分だった。
姉から借りた原付に乗って
凍えそうな寒さの中
Uber eatsの配達員をやっていた。
暖かそうな一軒家の窓の光の中から
子供の笑い声と美味しそうな料理の香り。
玄関前にそっと配達物を置き、
不審者と思われないよう
すぐに立ち去り、またつぎの配達へ。
スピード120キロ越えのトラックが
横から自分に突っ込んで来たらいいのに。
そんなことを
思ったりもした。
痛いのは嫌だし
恐怖の時間が長いのも嫌だ。
“死ぬのは怖いから
しかたなく生きる。”
痛いほど分かる感情だ。
メールいただいた方には
個別で返信をしたけど
上手く返事をできた気はしない。
おいしくご飯を食べられて
あたたかい布団にくるまって
安心して眠りにつける夜が
きっと訪れますように。
人生の正解は人によって異なる。
何年か前に読んだ本には
こんなことが書いてあった。
〜〜〜〜〜
ある人にとっては
死ぬことが生きることよりも
合理的になることがあり
絶対的に死が悪いこととは
言えないのだ。
他人が人の死を止めるということが
その人にとっては残酷なことであるかもしれない
ということに我々は目を向けなければならない。
〜〜〜〜〜
正しさなんて
きっとどこにもないのだろう。
死=よくないこと。
かなしいこと。
そう思い込んでいるのは
いつだって”残される側の人間”だ。
当事者にとっては
そうではないかもしれない。
ただ、身勝手だとしても
ぼくにメールをくれた人や
過去のぼくと同じように苦しんでいる人が
すこし先の未来で
しあわせに生きていけることを
本当に、本当に心から応援している。
人生は80年分の宝くじ
人生で決まっていることは
「人は100%死ぬ」
ということくらいだ。
どうせ死ぬなら
生きる意味なんてないじゃん。
そう思ったこともあったが
今はすこし違う。
どうせ死ぬなら
それまでの間できるだけ
有意義に時間を使って死にたい。
そんなかんじだ。
せっかくもらった
“1000万円当たり”の宝くじを
「どうせただの紙じゃん。」
と言って破り捨てたりしないのと同じ。
せっかくもらったんだから
換金所まで持っていって
いっぱい使おうよ。
その方が楽しそうじゃん。
と思う。
どうせ死ぬのなら
1000万円当たったら
好きに使っていいと思う。
あなたは今1000万円
宝くじに当たったら
何に使いたいだろうか?
大きなお皿に
ちょこっとしか乗ってないような
コース料理が出てくる
贅沢なディナーに行ってもいいだろうし
1泊20万円くらいの
旅館に泊まってみるのも
いいかもしれないし
ふらっと空港に行って
その時の気分で行きたい国の
飛行機のチケットを取って
一人旅にでてみてもいいかもしれない。
荷物は現地で調達すればOKで
言語はGoogle翻訳でなんとかなる。
帰りのチケットは
帰りたくなってから取ればいいし、
なんならファーストクラスに乗って
贅沢な空の旅を楽しんでっていい。
どうせ偶然に手にした
宝くじなのだから
好きにめいっぱい使ったらいいのだ。
人生もたまたま手に入った
“80年分くらいの時間が当たりの宝くじ”
だとしたら、どうだろうか?
すぐに破り捨ててしまうより
満足するまで使い続けた方が
おトクな気がしてくる。
「せっかく80年分もらったし
何しよっかな〜」
と気ままに考えて
好きに過ごせばいい。
先日ぼくはタイのパタヤという
海の近くでたまたまいた
南ロシア人たちと卓球をした。
正直、何を喋っているのか
ほぼ分からなかったが
とりあえず日本人の誇りをかけて
卓球対決を挑み
見事に完敗した。
完敗したあと
力強く握手をして
「また明日。」と言い合った。
卓球をやっている時間なんて
無駄もいいところだろう。
仕事とは当然1ミリも関係ないし
卓球が上手くなったところで
ぼくの人生にも他人の人生にも
なんの影響もない。
けど。
どうせ宝くじでもらっただけの
80年なのだから
好きに使えばいいのだ。
どうせ最後には死ぬなら
一見無駄じゃないようなことだとしても
「それ無駄だよね、これも無駄だよね」
と、いかようにも言えたりする。
どうせぜんぶ無駄なら、
好きに無駄なことをしていい。
もしお金が必要になったら
いくらでも稼げばいい。
時間を使わなくても
お金は稼げる。
現にぼくは今月も
ほぼ何もせず400万円ほどが
入ってくる。
そこはビジネスを知ってるかどうかで
特段むずかしいことではない。
時間の使い方について
いい考え方がもうひとつある。
朝起きたとき12万円が
あなたの銀行口座に振り込まれていて、
でもそのお金は明日になったら
もう使えない。と言われたとする。
そして翌日、目を覚ますと
また12万円が振り込まれていて
この12万円は明日になったらもう使えない。
でも、これから毎日
“その日のうちしか使えない12万円”を
振り込み続けるよ。
と言われる。
さあ、そう言われたら
あなたはどうするだろうか。
12万円を貯金する?
でも、明日になったら
もう使えないのだから
貯金しても意味ないだろう。
きっとその12万円を
1日にすべて使い切って
明日を迎えたい。
そう考えるのが自然だ。
では、これが
”時間”だったらどうだろうか。
1日24時間という時間が毎日振り込まれ
でもその時間を貯金したり
明日に持ち越すことはできない。
“その日のうちしか使えない24時間”
これをあなたは
どう使うだろうか。
最近のぼくは
正直時間を無駄にしている
ことが多かった。
ここでいう”無駄”というのは
有意義ではない時間の使い方
という意味での無駄。
労働をしなくてもお金は入ってきて
無意味に10時間以上寝ていたり
1日何時間もSNSでショート動画を見たり
何しよっかな〜とダラダラ。ふらふら。
何をしてもいい状態は
「何をしようかなと考えるだけで終わる」
可能性がかなり高い。
なにかしなきゃ。
なにか成し遂げなきゃ。
そんな焦りだけがあって
実際には何も動くことはなかった。
せっかく振り込まれた時間を
そのまま捨ててるような感覚だった。
変えたかった。
時間の使い方を。
もっと言えば
人生の使い方を。
そこでまずは
SNSをすべて消してみた。
X、インスタ、YouTube。
全部スマホからアンインストール。
無くても生きていける。
SNSに一切時間を使わなくなったら
自分がその代わりに何に時間を使うのか?
ここに興味があった。
そして、結果的には
SNSを触っていた時間の代わりに
ぼくはkindleで読書をするようになっていた。
今までなんとなく
インスタを開いていた時間に
今はkindleを開き
5分でもスキマ時間があれば
本を読むようになった。
ちなみに最近読んだ本だと
「がんになって分かった
お金と人生の本質」
「経済評論家の父から
息子への手紙」
「あっという間に人は死ぬから」
どれも良書だったので
もし暇なら読んでみてもいいかもしれない。
SNSで他人の人生を覗いたり
人の批判に心が疲れたりするより
はるかに生産的で学びがあって
好きな時間の使い方になった。
なにより今は
短い動画が流行っていて
刺激の多いコンテンツで
世の中は溢れているから、
あえて刺激の少ない
“文章”でインプットをすることが
できる人はかなり少ない。
本当に、少ない。
文章を読むことは
脳みそが退屈して眠くなるし
集中力がいることだから。
これは、
ぼくが文章をメインに
ビジネス構築する理由の
ひとつでもある。
そういう一定の
リテラシーのある人だったり
文章を読む力がある人しか
そもそも相手にしたくない。
文章でインプットをすることは
現代を生きる多くの人とは
違う動きをすること。
人と違う動きをしていれば
人と違う結果が出る。
これはぼくが大学生の時から
今に至るまでで得た
大きな教訓の一つだ。
あとは、朝早く起きるようになった。
今までは
「朝ゆっくり起きれるのが
フリーランスの特権だ〜」
とすら思っていたから
かたくなに朝は
ゆっくり目覚ましなしで起きること
にこだわっていた。
だけど、
起きなくてもいいけど
あえて起きて活動する。
そうやって一定の自制心を
働かせてやると
自分のことを褒められるようになる。
今日も自主的に朝起きて
生産的な活動ができたな。
こういう日々を過ごすことは
なにより心に健康的だった。
日々すこしづつ
自己肯定感が積み上がることは
朝遅く起きることよりも
高い効用が得られる。
でも大事なのは
「起きなきゃいけない」
じゃなくて
「起きても起きなくてもいいけど
あえて起きる。」
という、
自由があった上での
あえての選択。
起きなきゃいけないから
早く起きる。
これはむしろストレス。
早く起きなきゃというストレスは
睡眠の質も下げるし
なにより嫌な朝になる。
だから朝早くに
予定は入れない。
予定を入れなくても
生きていけるように
ビジネスを自動化してきた。
まずはSNSを消してみると
すこしづつ自分の人生を
生きられるようになるので
これはおすすめ。
どうせ生きるなら
自由にわがままに生きられるように
挑戦してみるのも
これまたおすすめ。
80年分の宝くじが
見事当選したあなたは
これからどう生きたいだろうか。
ではでは
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
実績一覧
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